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水質検査計画・検査結果

奈良市の水道水における有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)の検出状況について

登録日:2024年09月24日

 有機フッ素化合物とは、炭素とフッ素の結合を持つ有機化合物であり、種類は非常に多くありますが、代表的なものとしてPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)があります。水や油をはじく、熱に強い、薬品に強いなどの特性があるため、撥水剤、消火剤など幅広く使われてきました。しかし環境中で分解されにくく、蓄積性が高い物質であることから、現在では国内での製造や使用は禁止されています。
 国では、「PFOS及びPFOA」について、令和2年度から水質管理目標設定項目に追加し、暫定目標値としてそれらの合算値で50ng/L以下と定めました。

 
 奈良市企業局では、水道水となる浄水場浄水と給水栓水における有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)について、委託による定期検査を1年に4回実施しております。

 下記に示す水質試験結果の表のとおり、浄水と給水栓水のPFOS及びPFOAの濃度は、国が定める暫定目標値(50ng/L)を下回っており、水道水の安全性は確認されております。今後も、安心して飲んでいただけるよう監視を継続するとともに、定期的にホームページで水質試験結果を報告します。

(単位:ng/L) 緑ヶ丘浄水場浄水 木津浄水場浄水 都祁浄水場浄水 月ヶ瀬石打給水栓 月ヶ瀬嵩給水栓 月ヶ瀬桃香野給水栓
令和5年度5月 8 8 7 9 5未満 13
8月 8 5 7 11 6 17
11月 7 7 9 8 5未満 10
1月 8 9 8 7 5 9
令和6年度5月 8 5 8 5 12
7月 6※
8月 12 11 14

 ※木津浄水場は、令和6年5月22日から令和6年7月9日まで送水停止(木津川水系でかび臭発生のため)

 また、環境省から現時点における科学的知見に基づき「PFOS及びPFOAに関するQ&A集」等の情報が公開されています。詳細は下記リンク先からご覧になれます。
  PFASに対する総合戦略検討専門家会議(環境省ホームページ)<外部リンク>
 (PFASとは、PFOS及びPFOAを含む有機フッ素化合物の総称です。)

このページについてのお問合せは

奈良市企業局 水質管理室

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