７月１８日に発表しました「委託事業者による個人情報の流出の可能性について」、委託事業者である水道マッピングシステム(株)からその後の調査により、一時的に閲覧可能であった奈良市企業局のデータの種類、件数及び項目について、新たな報告を受けましたので、企業局が確認した内容をお知らせします。

１．対象の情報　　対象の情報の新旧対照表　

	新（第２報）	旧（第１報）
データの種類	水道管の位置などを管理する水道施設管理システムを拡張した際に使用した一部給水区域の水栓情報	水圧・流量解析等に用いる各水栓における使用量の情報
件数	2,959件	2,263件
データ項目	水栓番号 使用者名 住所 電話番号　　他	水栓番号 使用者名（主に使用量が多い使用者のみ） 使用水量
年度	平成２１年度	平成２１年度

　　　　　　　　
2．現在の状況　　外部への情報流出の可能性について、東京ガスエンジニアリン
　　　　　　　　グソリューションズ(株)は、個人情報保護委員会へ報告し、警視
　　　　　　　　庁や独立行政法人情報処理推進機構（IPA）をはじめとした外部
　　　　　　　　の専門機関の協力も得て調査を進めており、現在その痕跡は確認
　　　　　　　　されていないと報告を受けております。
　　　　　　　　　なお、不正アクセスを受けた東京ガスエンジニアリングソリュ
　　　　　　　　ーションズ(株)のネットワークは、不正アクセス確認後速やかに
　　　　　　　　接続遮断を行い、外部からはアクセス出来ないよう対策を行った
　　　　　　　　との報告を受けています。

3．今後の対応　　情報が流出した可能性のあるお客様への連絡等については、水
　　　　　　　　道マッピングシステム(株)と連携して速やかに進めてまいりま
　　　　　　　　す。
　　　　　　　　　水道マッピングシステム(株)から今回の一連の経緯について詳
　　　　　　　　細な報告を受けるとともに、開発終了時に適切にデータが消去さ
　　　　　　　　れなかった原因究明を求めていきます。その上で、再発防止に向
　　　　　　　　けた必要な対策を検討していきます。